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rry の日記です。

STORES(hey)に入社して、STOERS のことが好きになった

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2020年1月から STOERS(hey) でバックエンドエンジニアとして働いています。

hey 社、最近よく聞くしどういう会社なのか気になっている、というエンジニアは多いと思います 👀

hey 社では入社エントリーがたくさん書かれていて、技術的な話についてはそちらを参考にしていただくと良さそうです。 (このブログの最後に、エンジニアが書いた入社エントリーをまとめました)

※ ちなみにこのブログでは、技術的な話よりも、個人的な感想をメインに書いています

今回転職をするときに大切にしたこと

いまの私が転職するときに大切にしていることはこの3つです。

  • いわゆる「モダンな開発環境」であるかどうか
  • STORES の中の人たち
  • プロダクトのことを好きになれるか

これらの中でも、今回の転職では「プロダクトのことを好きになれるか」がとても大きなポイントでした。

いわゆる「モダンな開発環境」であるかどうか

他のブログにもあるとおり、STORES は "イイ感じ" の環境です。

まず一番は、ドキュメントや仕様書がめっちゃ充実しています(ドキュメント管理ツールが esa でそれも嬉しいポイントでした ☺︎)

STORES ではフロントエンド / バックエンド / SRE というようにチームに分かれていて、技術負債を解消する取り組みやバックエンド基盤チームなど、組織全体で目の前の課題にきちんと向き合ってプロダクト開発しているところがとても良いです。

あとは個人的に、

  • とても優秀な PdM と働ける
  • 仕様や設計・コードに対するレビューをしっかりやっている
  • 自動テストをきちんと書いている
  • 勉強会やカンファレンスのスポンサードなど、エンジニアを応援してくれている
    • RubyKaigi や、Vue Fes のスポンサーもしている
  • フレックス制度(コアタイム 12時〜16時)

というところも安心ポイントです。働く環境は大事ですね。

STORES の中の人たち

hey には強いエンジニアが多いです。

社内勉強会もけっこう開催されていて、生ぬるい環境というわけではなく、思ったことをきちんと発言して受け止めてもらえるような、心理的安全性があるのを感じます。助け合い・褒め合いな文化だと思う。そういうチームで働けてとても満足しています。

あやなさんが大好き!

弊社 CEO のあやなさんです。 『エンジニアリング組織論への招待』の読書会をやっていたときにはじめてお会いしました。 あやなさんと会う前は、CEO の人が技術本の読書会に来てくれるんだー、へーすごいなー、という風にしか思ってなかったのですが、いざ会ってみるととっても気さくで話がおもしろくて、ほんとに魅力的な人です。この読書会では毎回あやなさんの考えを聞けるのが私の楽しみでした。

「ほぼ」未経験人事が成長し続けていく|mkondo|note

どきどきしながら会議室で待っていると、元気な声で「こんにちは〜!」と言いながら、塚原(@ayanadesu)が入ってきました。もう、はじめて見た瞬間に、雷が落ちました(笑)飾らない人柄、溢れ出てるパワー、すべてに魅力を感じました。

これは hey 社の人事の @_mkondo が書いた note なのですが、初めてあやなさんに会ったときのこの気持ち、よく分かります笑

こういう感覚は百聞は一見にしかずで、実際に会ったことないと文章では伝わりきらんのですが、とにかく hey には「あやなさんファン」が少なからずいて、私もその一人です、っていうことが言いたかったのでした。

プロダクトのことを好きになれるか

そして最後、今回の転職でいちばん大切だったと感じたことです。

正直、きちんと Web 業界でやってきているエンジニアにとっては、「開発環境」や「チームメンバー」という点は望めばいろんな良い会社が見つかると思います。

でもそんな中から、やっぱり STORES がイイなと思う理由があって。

その「イイな」っていう雰囲気は、実際に入社するまでは言語化することができなかったのですが... 入社後に、hey の代表の佐藤さんの口から直接お話を聞くことで、ようやく自分の言葉で説明できるようになりました。

Just for Fun という言葉

入社後のオンボーディングで、Welcome to hey というのがあります。代表の人たちが hey について、STORES や Coiney について、歴史やどういうプロダクトなのかを直接語ってくれるイベントのことです。

そこで佐藤さんが話してくれたことがあるのですが、人から聞いた話をそのまま文章にしてもアレなので、ちょっとここからは自分なりの言葉で表現しようと思います。


我々 hey は、「ライジングセラー を支えていきたいんだ」というお話です。

ライジングセラー」って何ぞや?と思っていたのですが、hey では「野心ある小さなチーム」のことをライジングセラーと呼んでいます。

例えば、ある日とつぜん絵本作りにハマっちゃって、すごく面白い絵本を作る人、とか。 作った絵本を大手出版社に持って行っても、「無名だから本は出せないよ」とか言われるから、がんばって自費出版してみたら、想像以上に売れちゃった... みたいな、そういう人たちのことです。

そもそもなのですが、「うっかり何かに夢中になる」こと自体が尊いです。 ハマっちゃう人って、とことん突き詰めていくし、こだわりを持った何かが生まれる。私はそういうモノが好きだし、そういう人たちを応援しています。

そういう人たちが「楽しくやってたら食えちゃった!」って笑って話せるのって、素敵じゃないですか?

本業とは別に、最初はスモールスタートで良いから、自分の興味のあることに熱中する。それがお商売につながる(誰かのためになる)のって、すごいこと。そういう世の中が良いなって思っています。

「お金を稼ぐことや成長自体が目的じゃなくて、ただそれを楽しみたい。それを楽しむためにお金と成長が必要なんだ!」っていう価値観。そこが好き。

hey が掲げている Just for Fun という言葉は、この価値観を知るととてもしっくりきて、自分もそういう人たちや作品が好きなんだなぁ、としみじみ感じたのでした。

「こだわり」のあるものが好き

これも完全に個人の好みですが、私は「こだわり」のあるものが好きです。

「こだわる」の意味って、あんまり良い印象ではない日本語(褒め言葉ではない)ではあるのですが。

こだわるとは - コトバンク

①心が何かにとらわれて、自由に考えることができなくなる。気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。 「金に-・る人」 「済んだことにいつまでも-・るな」 ②普通は軽視されがちなことにまで好みを主張する。 「ビールの銘柄に-・る」

私は、例えばエディタやキーボードに対してこだわりのある人とか [nits] のつく PR のレビューコメントとか、そういうのが好きです。なんかそれに対する熱意を感じる。

同じようにストアオーナーさんの出す、良い意味で「こだわりのある」ストアは、かっこいいなって思っています。商品に対する愛を感じる。

そういった価値観をぜんぶひっくるめて、会社とプロダクトの方向性にとても共感しました。それが「イイな」って思ったことの正体です。

おわりに

長くなっちゃいましたが、一言でまとめると、 「良い雰囲気だと思って入ってみたらほんとに良い会社で STORES のことが好きになった」って話です笑

でもほんとにそうで、ぶっちゃけここがイヤだ、みたいなところが今のところひとつも思い浮かばないです。

  • ぶっちゃけ私は前職から給料も上がった
  • ここをもっとカイゼンできるのでは?みたいなところは、提案したら「イイネ!」って受け入れてもらえる
  • でもあんまり良い話ばっかしちゃうと、身内自慢みたいになってはずかしいのでもうあんまり言わない

せっかく人生のリソースを割いて働くのなら、好きなプロダクト・人に関わって働きたいです。

話を聞きいてみたい!って人がいたら、Hello hey やってます。良かったら遊びに来てね。

参考

ちなみに STORES の技術的な面についても興味のある人は、他のメンバーが入社エントリーとして良い記事をたくさん書いてくれているので、そちらを見ると良さそうです。以下、書かれた時系列でリストしています。参考までにどうぞ。

入社とは別に、Discovery hey(入社体験制度)のエントリーも見つけました。

「Discover hey(入社体験制度)」で STORES.jp に 1日入社体験してきた - lasciva blog

他にもテックイベントを定期的に開催しているので、興味がある人は connpass もどうぞ。

hey - connpass