『エンジニアリング組織論への招待』読書会に参加しました
エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
- 作者: 広木大地
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/02/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2019年の5月と6月に、「エンジニアリング組織論への招待」という本の読書会をしました。 この本はエンジニアなら名前を聞いたことのある本だと思うのですが、非エンジニアの方へビジネス書としてもオススメできる良著です。
#エンジニアリング組織論への招待
— 広木 大地/ エンジニアリング組織論への招待 (@hiroki_daichi) 2019年2月14日
が「技術書大賞(翔泳社)」と「ビジネス書大賞(ブクログ)」の二冠をいただき、ついに技術とビジネスがつながることが当たり前の時代に!! pic.twitter.com/IdqXu41WiE
間違いなく今年一番オススメしたい本だったので、ブログを書きました。
なぜ「読書会」?
発端は、いつもお世話になっている omiend さんとおいちゃんさんが読書会をしよう!と話していたのがきっかけです。
チームの運営は難しい。 日頃そう感じるおいちゃんと omiend による、「エンジニア組織論への招待」の内容からヒントを得てチーム運営に感じる課題を解決する読書会。
読書会に参加するときのモチベーションとして、
- 積ん読がたまってしまい、本を1冊読み切るのにえいやが必要だった
- 読書会というフレームワークを利用すれば、途中で挫折することなく最後まで完走できそう
- 分からなかったところや感想などをメンバーでわいわい話し合えれば、より深い理解ができそう
というのがありました。 想定していたとおり2ヶ月で最後まで読み切ることができ、1人で読んでいたときよりもだいぶ理解が深まったと感じました。
どのように読書会を進めていったのか
- 毎週月曜日までに、Chapter ごとに各自読書してくる
- その内容を HackMD にまとめて書いておく
- 月曜日の夜に読書会開催
- HackMD の内容を共有しながら「聞きたいこと」「特に話しておきたいこと」について1人ずつ話す
という風な流れで開催しました。 HackMD に書いた内容としては、
- 所感
- 共有・疑問(聞きたいこと)
をそれぞれ書いていきました。
(こんな感じです)
良かったこと
最初は3人で読書会をする予定でしたが、回を重ねて途中からゲスト参加者が増えました。
他の会社での技術組織の話が聞けたり、自分が今抱えている課題に対してアドバイスやコメントをもらえたのがとても良かったです。
また、一番良かったと思った点は、自分がいま直面している具体的な課題に対して、上司(CTO の omiend さん)と一緒に1冊の本を通しながらディスカッションしていけたことでした。 この本を読む前までは、「心理的安全性」という言葉と「緊張感のないぬるま湯」と区別が曖昧なままやっていたのですが、この本を通しながら「対人リスク」をとってでも必要なことが言える環境というものの大事さを身に滲みて感じました。
一緒に読書会をやってくださった皆さんありがとうございました!楽しかったです。😊
各 Chapter のまとめと感想
個人的なまとめを esa に書いたので公開します。 (Chapter5 についてはそのまま読んだのでまとめを作りませんでした 🙏)
Chapter1
https://esa-pages.io/p/sharing/10474/posts/116/2c91580974cd37374706.html
Chapter2
https://esa-pages.io/p/sharing/10474/posts/122/39d2e2db758fef379279.html
Chapter3
https://esa-pages.io/p/sharing/10474/posts/125/049f63f1161d4f1098a1.html
Chapter4
https://esa-pages.io/p/sharing/10474/posts/131/4abae93a2f11e0b5aff0.html
読書会をしてみた感想
会社の上司やメンター・メンティ同士、もしくは友達やセンパイと一緒に読書会開催するのほんとうにオススメです。捗ります。
本を通して「共通の概念」を獲得すると、コミュニケーションが取りやすくなるのが良いのかなと思いました。